私的半端メモ

エンタメ鑑賞に私情をめちゃくちゃ持ち込みます

「こうなりたい」という原動力と「こうはなりたくない」という抑止力

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今の自分を支えるのは、「こういう大人になりたい」という希望だ。notionに理想の大人リストを作り、箇条書きで書き溜めている。

(ちなみに、1個目は「美味しいオムレツを作れる」。これは映画『二ツ星の料理人』で料理人の主人公が軽い朝ごはんにと、タオルを肩に掛け寝起きの服のままめちゃくちゃ綺麗なオムレツを作っていたのがかっこよかったから。)

「こうなりたい」「こう見られたい」という理想を持つことは、自分への興味も深まるしモチベーションにもなる。

自分は新卒時代、とても優秀な先輩に懇切丁寧に教えてもらい、「いつか自分もこういう先輩になりたい」と思っていた。

そして最近、後輩ができた。正直いって全然あの先輩のように立ち振る舞えない。それどころか、自分が入りたての頃にやられて困ったことをやってしまっていることに気付いた。

その時ふと、こうやって気を抜くと「こうはなりたくない」と感じたような大人になってしまうのではないかと思った。急に不安になった。このまま歳を重ねると、下の世代に「こうはなりたくない」と思われてしまう大人になってしまう。

理想よりも嫌悪の方が身体に染み付きやすい。理想は諦めてもマイナスにはならないから、捨てがちだ。

もっと「こうはなりたくない」と心に留めておく必要がある。