私的半端メモ

エンタメ鑑賞に私情をめちゃくちゃ持ち込みます

感動が薄れていく恐怖|『アナザースカイ』とTwitter

アナザースカイが好きだ。

知らない国で、知っている人が何かを語り、知らなかった一面を垣間見れる。余談だが、一眼レフで撮られたパキッとした色味もテレビ番組っぽくなくて好きだった。いつか有名になって絶対に出たいと思っている。だから、海外渡航ありきで放送が再開された時は日本で私が一番喜んだんじゃないかというくらい発狂した。

そんな私が狂気的に崇拝している今週のアナザースカイは、岩田剛典さんだった。

2月3日放送の「アナザースカイ」は岩田剛典がイタリアへ。|アナザースカイ|日本テレビ

印象に残った言葉がある。

「大人になっていくというのは、失敗にしても成功にしてもある程度のケースっていうのを想像できてしまうことだと思うんですよ」

「初体験、初経験に勝る感動はないから」

 

なんで引っかかったんだろう。と思ったが、先日に同じようなツイートをいいねしていたからだった。

汐 on Twitter: "1回目に泣いた映画は、10回目ではもう泣けないし、初めて聴いた時に衝撃を受けた音楽は、今ではすっかりプレイリストに馴染んでしまっているし。感情の鮮度は、どうしても時間には抗えない。" / Twitter

歳を重ねると、悔しさも薄れていく。仕事で失敗しても、入社当時の頃よりも悔しさを感じられない自分がいる。経験を重ねることで、強く心を揺さぶられる出来事が少なくなってしまった。

20代後半になってなんとなく自分という人間がわかってきて落ち着いてきているが、人生の先輩たちを見ているとまだまだそんなこと言ってられないなと思う。